オリックスVで御堂筋パレードは? 大阪・松井市長「今の状況じゃ、厳しい」代替案も検討

[ 2021年10月28日 16:57 ]

優勝が決まりナインに胴上げされるオリックス・中嶋監督(撮影・北條 貴史)
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 大阪市・松井一郎市長(57)は28日、大阪市役所での定例会見に臨み、25年ぶりにパ・リーグ優勝したオリックスの優勝記念・御堂筋パレードについて「withコロナの今の状況じゃ、厳しい」と答えた。

 松井市長は「待ちに待ったリーグ優勝。ホントにおめでとうと、すべての球団関係者の人たちに感謝申し上げたい」と敬意を表した。本拠地を大阪へ移してからの初優勝に「コロナ禍の閉塞感のある中で明るい話題を市民に与えてくれた」と感謝した。

 一方で、かねてから「秋に御堂筋を空けて待ってる」と御堂筋での優勝パレードの実施を明言してきたが、「球団と協議しているが」としたうえで「オリックスさんという企業の社会的責務がある。コロナは今、落ち着いてますが、昨年も年末年始に第4波が、市民を苦しめた。パレードをやることで、せっかくの優勝ムードにそれをやったことで水を差すことにもつながりかねないというオリックスさんのご心配も非常によくわかる。すごい数になり、密を避けるのは無理。コロナの今の状況じゃ厳しいかなと思っています」と答えた。

 一方で代替案も検討中。「オリックスさんとなんらかの形で盛り上げるイベントをやりたいという思いで、様々な検討をしております」と語った。

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2021年10月28日のニュース