【Wシリーズ舞台裏】アストロズ初戦黒星も“反撃を呼ぶ修道女”効果に期待

[ 2021年10月28日 02:30 ]

ワールドシリーズ第1戦   ブレーブス6ー2アストロズ ( 2021年10月26日    ヒューストン )

リーグ優勝決定シリーズ第6戦で始球式を行ったマーリー・キャサリーンさん(アストロズ提供)
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 野球場には少し場違いにも見える、頭巾と修道服に身を包んだ姿。シスター約50人が、ミニッツメイド・パークの中堅後方席に陣取った。アストロズファンに人気の「RALLY NUNS(反撃を呼ぶ修道女)」だ。

 レッドソックスとのア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦。同様に約50人の修道女が観戦し、逆転勝利を収めたことでファンに命名された。第6戦はシスターのメアリー・キャサリンさんが「RALLY NUNS 21」のユニホームを着て始球式。チームは同戦で2年ぶりのワールドシリーズ進出を決めた。

 仕掛け人は家具チェーン店経営のジム・マッキンベイル氏。「修道院長の許可を得て招待した。ファンから“次も来てもらえ”という声が上がった」。初戦の白星はかなわなかったが、同氏は第2戦のチケットも「RALLY NUNS」にプレゼント。勝利の女神として期待している。(奥田秀樹通信員)

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2021年10月28日のニュース