ヤクルト代打・川端が勝ち越し打もマクガフが追いつかれ巨人3連戦は2敗1分け

[ 2021年9月2日 22:14 ]

セ・リーグ   巨人2―2ヤクルト ( 2021年9月2日    京セラドーム )

<巨・ヤ17>9回1死三塁、代打・川端は勝ち越しタイムリーを放つ(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 決勝打とはならなかったが、ヤクルト・川端がさすがの勝負強さを発揮した。1―1の9回1死三塁、代打で登場。ビエイラの初球、162キロ直球を詰まりながらもしぶとく中前へ運んだ。「とにかく三振はしないように打球を前に飛ばそうと思いました。ヒットになってくれてよかった」。今季の代打打率・358を誇る切り札が、ビエイラの連続無失点を32試合で止めた。

 逃げ切りを図り、その裏に守護神のマクガフをマウンドへ。しかし、1死二塁から若林に中越え同点二塁打を許し、今季12度目の引き分けに終わった。

 高津監督は悔しさを押し殺して「あそこまでいったら、正直、やっぱり勝ちたかった」と本音を吐露。首位・巨人との3連戦は2敗1分け。「去年は負けだしたらずるずるいってたのが、ちょっと踏ん張れるようになってきた」とチームの成長も感じた。勝てなかったが、3連敗は阻止した。首位とは2・5ゲーム差で残り47試合。2年連続最下位からの下克上を諦める気はさらさらない。

続きを表示

2021年9月2日のニュース