阪神・岩崎&スアレス 8戦ぶり必勝リレー!スアレス9回ピンチも冷静「いい打者だったけど勝ちたかった」

[ 2021年9月2日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2ー1中日 ( 2021年9月1日    甲子園 )

<神・中(16>8回を三者凡退に斬って取った岩崎(撮影・北條 貴史)
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 1点差の9回2死三塁でも、阪神・スアレスは落ち着いていた。福原投手コーチがマウンドに向かったが、4番ビシエドとの勝負に迷いはない。最後は156キロで詰まらせ、遊ゴロ。「あの状況でいいバッターだったけど勝ちたかったし、勝てたのが一番」と、リーグトップの28セーブよりも連敗脱出を喜んだ。

 中9日でのマウンドにも「投げないときも準備していたし、間隔が空いたことも問題なかった」。五輪中断を挟んで7試合連続無失点と好調をキープしてきた。

 頼れる守護神にバトンをつないだのは、不動のセットアッパー・岩崎だった。8回、7番から始まる相手打線をわずか10球で3者凡退に料理。「良い仕事ができました」の新フレーズに、勝利の喜びがにじんだ。8月15日の広島戦からこちらも5試合連続無失点だ。

 8試合ぶりにそろい踏みした猛虎の必勝リレー。ここは盤石だ。

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2021年9月2日のニュース