都狛江、都立勢最後のトリデ守った! 練習制限乗り越え、シード校撃破で12年ぶり8強 

[ 2021年7月25日 17:36 ]

全国高校野球選手権西東京大会 5回戦   都狛江3―2八王子学園八王子 ( 2021年7月25日    スリーボンド八王子 )

<都狛江・八王子学園八王子>試合に勝利し歓喜の都狛江ナイン(撮影・河野 光希)
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 都狛江が第3シードの八王子学園八王子を下し、11大会ぶり3度目のベスト8だ。

 4回戦までは打力で勝ち進んできたが、先発の山崎優(2年)が10安打されながら粘り強く2失点投。打線は2―2の5回無死二、三塁から1年生の7番・杉本裕世が左前へ決勝打を放った。

 今夏の西東京大会では都立勢として唯一のベスト8。西村昌弘監督は「まさかこんな日が来るとは。夢のようですね」と話した。コロナ禍で都立校は部活動が自粛となる中、個々が高い意識を持って練習。週末はオンラインでミーティングを開き、チームの和を保ってきた。

 105球を投げた山崎は「何も考えられないというか実感がない。でも、勝つために練習してきてよかった」。27日の世田谷学園との準々決勝では、西東京大会の都立のトリデとして同校史上初のベスト4に挑む。

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2021年7月25日のニュース