途中交代の坂本について巨人・原監督「大事に至らなければいいなというふうには思っております」

[ 2021年5月9日 18:48 ]

セ・リーグ   巨人7―5ヤクルト ( 2021年5月9日    東京D )

<巨・ヤ7>5回無死一、二塁、ウィーラーの時、けん制で帰塁した際に右手を痛めた坂本(撮影・森沢裕)
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 巨人の坂本勇人内野手(32)がヤクルト戦(東京D)の5回終了後に途中交代した。アクシデントと見られる。

 「2番・遊撃」で先発出場した坂本は2―1で迎えた5回、無死二塁から四球で出塁。ウィーラーの打席でヤクルト捕手・中村からのけん制球に一塁ベースへ手から戻った。セーフと判定され、ヤクルト・高津監督のリクエストで審判団によるリプレー検証が行われたが、判定は覆らず。だが、この時にアクシデントがあった模様で、帰塁した際に顔をしかめた坂本はグローブを外すと自分の右手指先付近を痛そうに見つめていた。

 結局、ウィーラーの左前適時打でこの回1点が入り、3―1とリードが2点に。5回を終えて坂本がベンチに戻ると、6回から遊撃手の守備には吉川が入り、坂本は交代となった。

 坂本は7日のヤクルト戦(東京D)で初回にスアレスから6号ソロ、8回にマクガフから7号ソロを放っており、今季初の1試合2本塁打をマーク。この日も初回に左安打を放っており、2打数1安打1四球だった。

 試合は主砲・岡本和の2打席連発、自身初となるサヨナラ3ランで劇的勝利。試合後、坂本について聞かれた巨人・原辰徳監督(62)は帰塁の際の負傷であることを認め「まだ報告は入ってないんですけれども、大事に至らなければいいなというふうには思っております」と話していた。

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