楽天・松井が史上最年少で通算150セーブを達成「母の日」に石橋杏奈夫人に捧げる

[ 2021年5月9日 17:42 ]

パ・リーグ   楽天6―3日本ハム ( 2021年5月9日    札幌ドーム )

<日・楽9>通算150セーブを挙げボードを手にポーズを取る松井(撮影・高橋茂夫)
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 楽天の松井裕樹投手(25)が9日の日本ハム戦で、通算150セーブを達成した。25歳6カ月での達成は、DeNA・山崎(26歳9カ月)を抜いて史上最年少となった。

 3点リードの9回、5番手でマウンドに上がった松井。先頭の中田を遊ゴロ、続く大田を三ゴロに仕留め、最後は五十幡を空振り三振に打ち取り、無失点で試合を締めくくった。

 桐光学園から13年ドラフト1位で楽天入り。入団当初は先発で起用されていたが、リリーフに転向した15年に33セーブをマークした。18年9月16日のロッテ戦(ZOZOマリン)で通算100セーブを達成。22歳10カ月での到達は、12年にDeNA時代の山口俊が作った25歳1カ月を大幅に更新する史上最年少記録だった。

 球界を代表するリーバとしてキャリアを積み重ね、19年には自身初となる最多セーブ(38S)のタイトルも獲得した。20年は本人の希望もあって先発に挑戦したが、シーズン途中からリリーフに再転向。今季は開幕からクローザーを務め、リーグトップの9セーブを挙げている。

 プライベートでは18年12月に女優の石橋杏奈と結婚した。昨年5月5日の「こどもの日」に待望の第1子となる長女が誕生したことを発表。ママとして子育てに奮闘する愛する夫人に、節目の記録というプレゼントを届けた。

 試合後のヒーローインタビューでは「ここまで怪我なく野球が出来ているのは、丈夫に生んでくれた母のおかげだと思う。常日頃支えてくれている妻も母になったので、こういう日に達成できたのは感慨深く思う」と感謝の気持ちを口にした。

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