ヤクルト・村上、バックスクリーン弾！開幕投手内定ライアンから一発に手応え

打撃投手の小川（左）から柵越えを放つ村上（撮影・村上　大輔）
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　ヤクルト・村上が順調な調整ぶりを示す一発を放った。フリー打撃で開幕投手に内定済みの小川から、バックスクリーン左へ。滞空時間の長い放物線を描き「しっかりスイングできたことは良かった」と確かな手応えを残した。

　20球中11スイングで安打性の当たりは4本。「練習なので、何とも思わないです」と淡々とした反応だったが、今季初めて投手の生きた球を捉え「ある程度、しっかり振ることができました」と納得した様子だった。

　第3クールまでは古田臨時コーチがキャンプに参加。「非常に期待しているから、行けるところまで行け」と声を掛けられた。その言葉に「僕も本当にその気になってやりたい。勝って、期待に応えたい。常に成長していきたい」と話した。

　1月の自主トレ中には新型コロナウイルスに感染したが、練習の段階も上がってきた。対外試合出場は17日のDeNA戦（浦添）が濃厚。「いつでもいけるように準備しています」と力を込めた。（川手　達矢）