阪神の「川相塾」補習決定、矢野監督も歓迎「ちょっとでも居てもらえた方が」

[ 2021年2月12日 05:30 ]

<阪神宜野座キャンプ>ナインを指導する川相臨時コーチ(奥)(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 若虎に“補講”を実施だ。川相昌弘臨時コーチが当初の予定を延長して指導に当たることが決まった。

 「延長と言っても、18日と言っていたのを21、22日か」。キャンプ初日から野手陣に実演を交えて助言し、昨年12球団ワーストの失策を犯した守備に“革命”を起こすべく奮闘してきた。また、世界記録533犠打を誇る「名人」としても選手たちに極意を伝授。第1クール3日目には宜野座ドームに投手陣を集め「バント講座」も開講する熱血ぶりだ。

 チーム全体に“川相効果”が浸透し始め、矢野監督も「臨時守備コーチで来てもらっているのに追加でバントやバスターといろんなことを教えてもらっている。短いより、ちょっとでも居てもらえた方が」と歓迎。同コーチは「変化してきています。あとは実戦と、選手個々の特長も分かってきたので、メニューや練習方法も少しずつ変えていく」と今後の見通しも口にした。

続きを表示

この記事のフォト

2021年2月12日のニュース