日本ハム・大田 ポスティング移籍断念の西川と鉄壁「守備から攻撃へ流れを」

[ 2021年1月6日 05:30 ]

自主トレを行った大田(撮影・西川祐介)
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 日本ハムの大田が5日、鎌ケ谷で今年の初練習を行った。ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指した西川が契約に至らず、残留が決定的となった。「今年の夢が絶たれただけで、彼の野球人生は続くだろうし、日本の中で彼が一流選手なのは間違いない」と気遣い、「(日本ハムとの契約を)僕は待っています」と言葉を続けた。

 昨季はゴールデン・グラブ賞を初受賞。不断の努力と、4年連続受賞した中堅・西川からの的確な指示が加わって右翼を堅く守った。新しいシーズンを見据えて「取れるアウトをしっかり取り、無駄な進塁をさせない。そういう鉄壁の守備で投手を助け、守備から攻撃へ流れを持っていく」と意欲。昨季は1個だった失策を「限りなくゼロに近づけたい」と言い切り、西川と一緒に築く防壁でチームを浮上に導く構えだ。

 今年の漢字には「己」を選んだ。「去年は打撃で自分がぶれた。自分を信じて、いろいろなものを勝ち取りたい」と誓いを述べた。

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2021年1月6日のニュース