阪神・矢野監督 162キロ計測の藤浪に「いい経験している」「これからの野球人生でも大きなプラス」

[ 2020年10月19日 22:25 ]

セ・リーグ   阪神1―1ヤクルト ( 2020年10月19日    甲子園 )

<神・ヤ>引き分けに終わりあいさつする矢野監督(左から2人目)(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 阪神の矢野燿大監督(51)は、自己最速を更新する162キロを計測した藤浪について「もうね、持ち味なんで。どんどん速い球を投げて勝負していってもらえたら。中継ぎもだいぶ慣れてきたと思いますし、晋太郎は中継ぎやるっていうのはこれからの野球人生でも大きなプラスになると思いますし、いい経験していると思います」と更なる期待をかけた。

 この日の藤浪は3者連続三振と相手を圧倒。これで7試合連続無失点とした背番号19について指揮官は「中継ぎの難しさというのを晋太郎も感じているし、逆にやりがいも感じていると思う。若い間に中継ぎを経験するのは、先発に戻ってもチームがどうやって先発投手を勝たせてくれているかとか、どんな思いで中継ぎの投手が臨んでいるのかとか。毎日体が張っても投げないとダメな状況にいるんでね。そういうのが分かるというのは全てにおいて良いと思っているんで。いろんな経験はこれからに生きてくると思います」と今後の先発復帰を見据えても、有意義な経験になっていることを説明した。

続きを表示

この記事のフォト

2020年10月19日のニュース