オリックス・宮城 プロ初黒星も3回以降は4イニング完璧 中嶋監督代行「十分な戦力」

[ 2020年10月19日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス2-3西武 ( 2020年10月18日    メットライフD )

<西・オ24>オリックス先発の宮城((撮影・久冨木 修)
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 プロ初黒星を喫しても、19歳左腕の好投は色あせない。ドラフト1位・宮城が2度目の先発登板で、6回3失点だった。

 「しっかりとストライクも取れていたので良かったと思います。それだけに、2回の失点が悔しいです」

 新人離れしたマウンドだった。インステップ投法から140キロ台後半の直球にスライダー、チェンジアップを織り交ぜた。プレート位置を左打者には三塁側、右打者には一塁寄りに踏み替え巧みに投球。2回に不運な内野安打などで2死満塁を背負い、2者連続適時打で3点を失ったが、「これ以上は点を取られないように」。切り替えた3回以降は4イニング連続3者凡退だった。

 次回登板は未定だが、中嶋監督代行は「最初から言っているように十分な戦力。すぐに6人の(ローテの)中に入ってくるのかという話なだけ」と高評価。ロッテ・佐々木朗ら2001年生まれの「世代No・1左腕」が、遠くない未来にプロ1勝をつかむはずだ。 (湯澤 涼)

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2020年10月19日のニュース