山梨学院が白樺学園撃破 交流試合大トリで快勝 エース不在も1年生投手リレーでカバー

[ 2020年8月17日 17:57 ]

2020年甲子園交流試合最終日   山梨学院8―3白樺学園 ( 2020年8月17日    甲子園 )

<高校野球交流試合 白樺学園・山梨学院>山梨学院の先発・川口(撮影・坂田 高浩)
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 新型コロナウイルスの影響で中止となった今春センバツに出場予定だった32チームによる「2020年甲子園高校野球交流試合」最終日は17日、甲子園球場で行われた。交流試合の大トリとなった第3試合は、山梨学院(山梨)が甲子園常連校の実力を見せつけ、白樺学園(北海道)を8―3で下した。

 1点を先制された直後の2回表、四球と安打で無死一、三塁の好機を作ると、6番・小吹(3年)の中犠飛で同点。4回には、一死二、三塁で河野(3年)が左犠飛を放ち2―1と勝ち越した。

 5回に同点に追いつかれるも、6回1死満塁のチャンスで、再び河野が打席に。低めの変化球を捉えた打球は左中間を突き破り、走者一掃の3点適時二塁打。5―2と勝ち越しに成功した。その後も、7回に1点、8回にも2点と、着実に加点した。

 先発の川口(1年)は4回2失点、5回から登板した古川(1年)も好投。エース左腕・吉川(3年)が独自大会で顔面に打球を受け、出場登録を外れる緊急事態だったが、1年生の投手リレーでカバーした。

 白樺学園は、先発のプロ注目の右腕・片山が5回2失点と試合を作ったが、後続の投手が打たれて、有終の美を飾ることができなかった。

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