ヤクルト・高津監督 投手陣に“勝負”指令「逃げ回っているようじゃ絶対に勝てない」

[ 2020年6月30日 05:30 ]

練習を見るファンにサムアップするイノーア(左)とスアレス(撮影・篠原岳夫)
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 ヤクルト・高津監督が投手陣にカツを入れた。今季は投手陣の再建を掲げて臨んだが、ここまでチーム防御率はリーグワースト2位の4・96。28日の巨人戦では12失点で大敗しており普段は温厚な指揮官も「打線が活発なチームとやるときに投手が後ろを向いていたり、逃げ回っているようじゃ絶対に勝てない」と厳しく指摘した。

 きょう30日から対戦する広島も主砲の鈴木誠が既に5本塁打をマークするなど打線は強力。「やる前からやられることを考えてもだが、同じやられるなら、しっかり自分の投球で攻めてほしい。勝負してほしい」と語気を強めた。現在、借金1で3位・広島と1・5差の4位。26日の巨人戦で4点リードをひっくり返された中継ぎ陣を含めて“攻めの姿勢”を前面に出し、上位争いに食い込んでいく。(黒野 有仁)

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2020年6月30日のニュース