MLB 7月開幕の見通し 3州で80~100試合が有力 全球団参加のPO案も

[ 2020年4月29日 05:30 ]

 米スポーツ専門局「ESPN」は27日(日本時間28日)、大リーグが5月中に開催案をまとめ、7月に開幕する見通しだと報じた。

 5月末~6月上旬にかけて選手会と合意し、その後は3週間のキャンプを行う予定。1時間以内に5球場を移動できるテキサス、アリゾナ、フロリダ3州での開催プランなどが有力で、7~10月にかけて80~100試合をこなす。ポストシーズンは11月に温暖な中立地で行われるという。一方でマイナーリーグに関しては今季は全試合中止との見方を示した。

 また、記事を執筆したジェフ・パッサン記者は、大リーグ関係者が「60日間があれば素晴らしいトーナメントを開催できる」と語ったとし、新型コロナウイルス流行の第2波が発生した場合に全30球団が参加する「ジャイアント・プレーオフ」案を披露。6地区5チームごとに分かれ、総当たりのリーグ戦方式で次のステージに進出するというルールで「サッカーW杯の野球版」と紹介した。

 ≪レンジャーズ本拠地開催案 GM理解示す≫レンジャーズのジョン・ダニエルズGMが新型コロナウイルスの感染拡大で開幕を見合わせているレギュラーシーズンを本拠地アーリントンがあるテキサス州などで開催する案に「他の要因にもよるが理にかなっている」と理解を示した。電話会見したダニエルズGMは同州は野球施設のほかホテルも充実しているとした。レンジャーズは今季から開閉式ドーム型新球場「グローブライフ・フィールド」を使用する。

続きを表示

2020年4月29日のニュース