高野連、夏の無観客開催「協議・検討」 技術・振興委員に善波氏就任

[ 2020年4月29日 05:30 ]

高野連の技術・振興委員に就任した善波氏
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 日本高野連の小倉好正事務局長(61)は28日、書面による取材に応じ、第102回全国高校野球選手権大会(8月10日から16日間、甲子園)と地方大会の無観客開催について「あらゆる状況を想定して、協議・検討を行う予定です」と回答した。

 高野連では新型コロナウイルス感染対策のガイドライン策定を含めた大会要項作成を進め、都道府県高野連には「収入0」の場合を想定した支出状況を調査している。5月20日の選手権大会の運営委員会で開催可否の結論を出す可能性については「運営委員会に向け、準備をしております」とした。

 今月24日には弓削商船高専(愛媛)が夏の愛媛大会の出場を辞退した。休校を延長する自治体もあり「各都道府県連盟からは報告をいただいており、情報共有をしております。資料は運営委員会で使わせていただきます」と回答した。

 また、技術・振興委員として、新たに明大野球部前監督の善波達也氏(57)の就任が同日付で決まったと発表した。

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