阪神・藤浪らが日本赤十字社の社会貢献活動に寄付 谷本球団本部長明かす

[ 2020年4月23日 20:00 ]

阪神の谷本球団本部長
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 阪神の谷本修球団本部長が23日、この日に謝罪会見した藤浪、伊藤隼、長坂のほか、球団幹部、自粛期間中に頻繁に外食していた選手らが日本赤十字社の社会貢献活動に寄付することを明かした。

 「選手から募金活動をしている日本赤十字社の社会貢献活動にぜひとも参加したいという声があったので、そういう形を取らせてもらいました。球団としての責任があるんで。社長以下、責任のあるメンバーも同時に参加いたします」

 プロ野球選手初の新型コロナウイルス感染者を出したことは、球界全体に波及。阪神のみならず、他球団の活動にも大きな影響を及ぼした。

 「球団としてどこかでけじめをつけないといけないと思っているので。それはちゃんと(自粛を)やっていた選手たちにもそうですし、社会に対してもけじめをつけないといけないと感じましたので、そういう対応を取らせてもらいました」

 感染が拡大したとみられる3月14日の会食には、藤浪ら3人以外に4選手が参加。その7人だけでなく「ヒアリングする中で頻繁に外食していたメンバーも加わりました」と明かした。藤浪らがオンラインではなく、球団施設内で会見したことについては「入院期間も長かった。社会とやっぱりつながっているというのを痛感したんじゃないですか」と、今後の姿勢に期待をかけた。

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2020年4月23日のニュース