元楽天監督・梨田氏が新型コロナ感染 重度の肺炎で入院 近鉄、日本ハムでリーグ優勝

[ 2020年4月1日 16:22 ]

楽天監督時代の梨田昌孝氏
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 プロ野球近鉄、日本ハム、楽天で監督を務めた野球評論家の梨田昌孝氏(66)が新型コロナウイルスに感染したことを1日、所属事務所が発表した。感染経路は不明という。

 事務所によると梨田氏は3月25日に倦(けん)怠感を訴え、28日に発熱、30日に呼吸困難の症状が出たため病院に行った。31日には重度の肺炎と診断されて入院し、4月1日に陽性が判明したという。

 島根県出身の梨田氏は浜田高から1971年ドラフト2位で近鉄入りし、強肩捕手としてチームひと筋に17年間プレーして1988年限りで現役を引退。NHK解説者を経て1993年に近鉄へ復帰すると、バッテリーコーチ、2軍監督などを歴任して2000年には1軍監督に。就任1年目は最下位だったが、2年目の2001年に優勝を果たした。

 2004年限りで近鉄がオリックスと合併して消滅すると監督を退き、NHK解説者を経て2008年に日本ハム監督就任。近鉄時代と同じく2年目でチームを優勝へと導き、2016年から2018年までは楽天監督を務めた。

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2020年4月1日のニュース