マリナーズ・イチロー氏 紅白戦に登板し4奪三振 チームメートは「厄介な球」

[ 2020年2月22日 06:46 ]

守備主体の紅白戦に登板したイチロー氏(撮影・笹田 幸嗣通信員)
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 マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(46)が21日(日本時間22日)、走者を一塁に置いた守備主体の紅白戦に登板した。

 打者20人に対し4三振を奪う投球を見せた。通常の打撃投手が投げる約15メートルの距離から「8割ぐらい」の力で投げたと言うイチロー氏。「守備の練習なんで前に飛ばさせないといけない」と説明するように全力投球ではなかったものの、メジャーキャンプに参加する若手野手は直球に差し込まれ、変化球にバットは空を切る場面が目立った。

 直球、ツーシーム、スライダー、カーブの全球種で4三振を奪い、チームメートからは「ナスティ(厄介な球)」の掛け声が飛んだ。約30分間の登板を終えたイチロー氏は「楽しいね。(キャンプで)もう1回くらいやるんじゃないかな」と爽やかな笑顔を見せた。

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