ソフトバンク・内川 新トレ継続「去年より確実に動けている」

[ 2020年1月6日 05:30 ]

ヤフオクドームを訪れた内川は多くの荷物を車に運び込み自主トレ先へ出発する(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンク・内川聖一内野手(37)が5日、ヤフオクドームを訪れ、大量の野球用具を運び出した。きょう6日からは地元・大分で自主トレを行うベテランは、20年目のシーズンに向け「去年より確実に動けているので楽しみ」と表情を引き締めた。

 昨年8月頃からはさまざまな筋肉に刺激を入れる新たなトレーニングを継続しており、年末年始も家族と過ごしながら、時間を見つけて体を動かしていたという。年明けの心境を問われると「家を離れて自主トレをするのはスイッチを入れるため。やってやるぞという環境で動ければ」と決意を新たにした。

 昨季は137試合に出場し打率・256、12本塁打41打点に終わった。巻き返しを図る1年に向け、オフもトレーニングをこなしてきた。例年以上に動ける状態で、きょう6日から本格的に自主トレをスタートさせるが「ボールを投げられるしノックもできる。ティー打撃も普通にできる」と初日からボールを使った練習をこなす構えだ。

 8月に38歳を迎えるが「自分に期待できなくなったらつまならない。(期待できる)要素はある」とまだまだ老け込むつもりはない。チームはオフにバレンティンを獲得するなど、今季はレギュラー争いも激しくなる。大分、宮崎で総勢7人で行う自主トレは例年と異なり、スタート時と打ち上げのクールは一人だけで行い、自らに向き合う。オフ期間を有効に使い、プロ20年目を最高の1年にする。(川島 毅洋)

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2020年1月6日のニュース