オリックス・榊原 出初め式に参加 「火消し役不要」の快投誓う

[ 2020年1月6日 05:30 ]

大阪市消防局の出初め式に参加したオリックス・榊原
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 オリックス・榊原翼投手(21)が5日に大阪市住之江区で同市消防局の出初め式にゲスト参加し、4年目の今季へ向けて“火消し役不要”の快投で先発陣に定着する意気込みを示した。

 「先発をやる以上は、中継ぎに負担をかけないようにするのは理想ですし、クオリティースタートは意識したいです。(首脳陣の)信頼を得て、9回を投げきりたいですね」

 昨季は13度の先発で3勝4敗、防御率2・72。夏場に右肩痛で離脱して規定投球回には届かなかったが、10試合連続でクオリティー・スタート(QS=6回以上を投げ、自責点3以下)を記録するなどQS率76・92%を残した。チーム内では最優秀防御率のタイトルを獲得して12球団トップだった山本の80%に迫る数字で、炎上しない安定感の継続を期した。

 6人態勢を見込まれる開幕ローテーションについて西村監督は山岡と山本の二枚看板を当確として残り4枠を競争させる方針。台湾代表としてプレミア12で活躍した張奕チョウヤクやK―鈴木、3年目左腕の田嶋らライバルに譲るつもりはなく、「故障せずに1年間しっかり投げれば結果もついてくる。規定投球回は目標だし、絶対に達成したいです」と決意を込めた。(湯澤 涼)

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2020年1月6日のニュース