DeNA 国吉、2700万円増でサイン 背番号も希望の92に「自分の名前にはまった」

[ 2019年12月6日 12:19 ]

契約更改で、自身の名前にかけた背番号「92」への変更が認められたDeNA国吉                              
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 DeNAの国吉佑樹投手(28)が6日、神奈川県横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2700万円増の年俸4400万円(推定)で更改。来季から背番号「92」への変更を申し出て、球団から認められた。

 「好不調はあったけど、1年間戦えたことは自信になった」。今季は中継ぎとして自己最多の53試合に登板して5勝3敗。10年目のシーズンを終え、温めていた希望を球団側に伝えた。それが背番号の「65」から「92」への変更だ。「名前にかけたこともあるし、いいなと思っていた番号なのでつけさせてもらいました。65も好きな番号ですけど、自分の名前にはまった」

 その名の通りの“92(くに)吉”。昨オフに参加した豪州リーグでもこの背番号を希望して着けた。「既製品で(この番号が)なかったので、プリントしてもらった」。プロ10年の節目の背番号変更。今季着けていた田村が退団したことで空き番となったこともあり、念願がかなった。

 球団からは「シーズン最後まで自信を持って投げている表情が印象的だった」と評価を得た国吉。150%超の昇給を勝ち取り、来季へトレーニングは継続している。「今季に満足せず、すべての項目で(今季を)上回りたい」。プロ11年目へ“92吉”はさらなる飛躍を期していた。

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2019年12月6日のニュース