巨人・中川、3600万円増で更改 新球習得へ意欲「来年は打者も研究してくる」

[ 2019年12月6日 05:30 ]

契約更改交渉に臨んだ巨人・中川
Photo By スポニチ

 巨人・中川が5日、東京大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3600万円増の年俸5500万円でサイン。新球習得に乗り出す考えを明かし「フォーク、あるいはチェンジアップ。落ちる球が覚えられれば。来年は打者も研究してくると思うので(相手を)上回るには必要になってくる」と話した。

 代役守護神も務め、中継ぎ陣では唯一全試合1軍で過ごし、勝利の方程式の一角として67試合で4勝、16セーブ、17ホールドと5年ぶりリーグ制覇に貢献した。プレミア12では侍ジャパンに初選出され、DeNA・山崎からは大きく落ちる特長のツーシーム、今永からチェンジアップの握りを習い「参考にやってみようという感じです」。3年連続で菅野に弟子入りするハワイ自主トレで取り組む。

 来季目標を60試合以上の登板に設定し、「五輪という日本中が注目する大会に、ぜひ出たいという気持ちはもちろんある」と意欲を示した25歳左腕。昇給額については「結婚した時のためにためておきます」と笑わせた。 (神田 佑)

続きを表示

2019年12月6日のニュース