阪神・矢野監督、51歳誕生日に新たな近い「もっと成長」 健康秘けつも明かす「腸が大事」

[ 2019年12月6日 05:30 ]

6日に誕生日を迎えた矢野監督
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 “腸積極的”は継続だ! 阪神の矢野燿大監督(50)が、6日に51歳の誕生日を迎え、新たな誓いを立てた。

 「もっと、もっと成長していきたい。やっぱり選手を前に向かすことができるようなことがやっていきたい。今のままでは足りない。そういう部分で、このオフはそういうことにも時間をかけたいなと思う。まだまだ元気で、成長したい」

 伝統球団を率いるトップとして、自身のさらなる成長を目指す決意を示した。今季は試合前に数多くの全体ミーティングを実施。読書家の一面もあり、シーズン中は早朝の読書を継続し、キャンプでは自室に本棚を設置した。書籍から学んだ幅広い知識を指導にも還元。オフも来季を見据えた“成腸戦略”に時間をかけてきた。

 過酷な監督業を全うするためには、体調管理を欠かすことはできない。指揮官にとって健康維持の秘訣(ひけつ)は、ずばり「腸」。熱弁を振るった。

 「腸が大事。腸が大事って話せんかったっけ?腸が元気やったら体が元気らしいからね。(健康の)秘けつは腸じゃないかな。食事もバランスよく取りたいなとは思っている」

 深夜となるナイター後の食事は控えるなど努力も重ねた。精神的にも常に前向き。だからこそ、プラス思考の発言とポジティブな言葉を用いて、選手たちを鼓舞し続けることができた。

 「スローガンもそういうふうになったけどね。無理に笑うことはないんだけど。キャラもあるしね。俺自身がそう言ってんのに俺が背中丸めて暗く野球することはないと思う。自分が旗振り役やと思う。苦しく思うんだったら楽しもうってね」

 虎のトップとして来季も先頭に立ってチームをけん引する覚悟がある。歳と監督歴を重ねても指導理念は“腸変革”しない。V奪回を狙う勝負の2年目へ、若きリーダーが笑顔でタクトを握る。 (山本 浩之)

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2019年12月6日のニュース