西武育成1位の出井、千賀目標にエースへ這い上がる!「フル回転できる投手に」

[ 2019年11月21日 17:14 ]

入団交渉を終えた西武のドラフト育成1位指名・出井
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 西武の育成ドラフト1位指名の神奈川大・出井敏博投手(22)が21日、都内のホテルで入団交渉に臨み、支度金350万円、年俸400万円(いずれも推定)で内諾合意した。

 入団交渉を終えた最速143キロ右腕は「いよいとプロへの一歩が始まるという実感。身が引き締まる思い」と笑顔をみせた。神奈川大時代は主にリリーフとして登板したが、プロでは「先発、中継ぎ、抑えとフル回転できるような投手になりたい」と意気込んだ。

 身長1メートル86と高身長だが、体重は73キロ。手足は長いが、まだまだ線が細いだけに「体重も体も厚みをつけていきたい」。竹下潤担当スカウトも「まだあまり投げていないが、感覚的なものは持っている。しっくり体を作ってほしい」と話し、来年から新設される3軍で体作りからスタートする。目標とする選手には、育成契約からエースに這い上がったソフトバンク・千賀の名前を挙げ「千賀さんのような球界を代表する投手になりたい」と力を込めた。

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2019年11月21日のニュース