桐蔭学園・森敬斗、プロ志望届提出へ U18代表では「1番・中堅」

[ 2019年9月25日 05:30 ]

桐蔭学園の森敬斗
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 今夏侍ジャパン高校日本代表としてU18ワールドカップ(韓国)に出場した桐蔭学園(神奈川)の森敬斗内野手(3年)がプロ志望届を提出することが24日、わかった。

 森は高い身体能力が武器の遊撃手。ワールドカップでは本職ではない中堅手をこなしながら、1番打者として躍動した。志望届を提出すれば上位指名確実とも言われた逸材。今夏神奈川大会敗退時は「プロと大学両方考えている」と話すにとどめていて、その動向が注目されていた。

 ワールドカップから帰国後、周囲との協議も慎重に重ね、最終的にプロ志望届を提出することを決めた。

 森がプロ志望届を提出することにより、今秋ドラフトの各球団の戦略にも変化が出る可能性がある。

 NPBのスカウトからは「補強ポイントによっては1位指名候補に挙げる球団も出てくるのではないか」との声も挙がる逸材。今年のドラフト対象となる野手では大学日本代表の正捕手を務めた海野隆司捕手(東海大)とともに、上位指名が確実と見られている。。

 現時点での1位候補は森下(明大)、奥川(星稜)、佐々木(大船渡)の3投手が軸となる。野手が補強ポイントとなる球団が、森の単独指名の可能性を探るかに注目が集まりそうだ。

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2019年9月25日のニュース