大谷、4日ぶりブルペン投球 灼熱の敵地マウンドで右腕振る

[ 2019年8月22日 07:20 ]

エンゼルス大谷(AP)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(25)は21日(日本時間22日)、レンジャーズ戦の試合前に敵地グローブライフ・パークのブルペンで投球練習を行った。立った捕手に10球ウォーミングアップした後、座った捕手にはカーブを3球交えて計27球投げた。ブルペン投球は17日以来4日ぶりで、昨年10月の右肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)後、11度目となった。

 気温は華氏98度、摂氏37度という灼熱の敵地マウンド。汗を滴らせながら右腕を振った。すぐ日陰となる右中間のホームチーム用と違い、左中間のビジターチーム用は直射日光にさらされる。16年7月29日に同球場で開始時華氏99度、摂氏37度下のナイターに登板したヤンキース・田中将大投手は「試合中はそうでもなかったけど、試合前のビジターブルペンは今までで一番。(高校時代の)甲子園のマウンドより暑かった」ともこぼしていた。

 大谷は6月26日に術後初めてブルペン入り。前回17日のブルペン投球では初めての変化球となるカーブを解禁し、直球も出力を上げて最速85マイル(約137キロ)を計測した。この日はカーブも続けて投げたが、直球の力の入れ具合は押さえて5割前後の力で投げた。

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2019年8月22日のニュース