広島来た来た!巨人と4差、DeNAと0・5差 代打陣躍動、磯村バスターエンドランV打&坂倉3ラン

[ 2019年8月1日 21:23 ]

セ・リーグ   広島8―2巨人 ( 2019年8月1日    東京D )

<巨・広>7回無死一、二塁、代打・磯村は左前に適時打を放つ(撮影・西尾 大助)
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 セ・リーグ4連覇を目指す3位の広島が終盤の集中打で首位・巨人に8―2で逆転勝ちを収め、大逆転Vへ重要な直接対決3連戦に2勝1敗と勝ち越し。今季50勝目を挙げて貯金4とし、巨人に4ゲーム差と詰め寄った。広島はこの日敗れた2位・DeNAとは0・5ゲーム差。巨人は広島に連敗を喫し、貯金を12に減らした。

 広島は0―1で迎えた4回、松山が右中間スタンドへ2試合ぶりの一発となる4号ソロを叩き込んで同点。1―1で迎えた7回には先頭・メヒアが左翼線二塁打で出塁し、続く田中広の送りバントが小飛球となった当たりがラッキーな内野安打となって無死一、二塁としてから先発投手・野村の代打に出た磯村がバスターエンドランを成功させた。この一打でメヒアの代走に出ていた二走・曽根が一気に本塁生還を果たして勝ち越し。さらに西川がバント安打で続いて無死満塁とすると、菊池涼の左前適時打、1死後には鈴木にも中前2点適時打が出て一気に4点リードを奪った。

 5―2で迎えた9回には2死から代打・坂倉がプロ3年目で初アーチとなる3ランを右翼スタンドへ放ってリードを6点に広げると、投げては6回4安打1失点と好投した先発・野村の後を受けた遠藤、今村、菊池保のリリーフ陣がつないで最後は逃げ切った。野村は今季5勝目(3敗)で通算70勝目を挙げている。

 巨人は初回、1死一塁から丸の左翼線二塁打で先制。だが、6回まで広島打線を1失点に抑えていた先発投手のメルセデスが7回に先頭から3連打されて降板すると、2番手・高木、3番手・沢村も勢いを止められず、この回さらに投入した4番手・田口で何とかチェンジ。8回には2死一塁から丸の右中間二塁打で1点を返したが、そこまでだった。

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