【神奈川】横須賀総合 シード校破って2年ぶり3回戦へ 7番・海老原V打「自分が決めてやる」

[ 2019年7月14日 20:04 ]

第101回全国高校野球選手権 神奈川大会2回戦   横須賀総合6―5麻溝台 ( 2019年7月14日    大和 )

<横須賀総合・麻溝台>8回、1死二、三塁からショート強襲の決勝打を放った海老原誓人
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 横須賀総合が神奈川大会2回戦でシード校の麻溝台を6―5で破った。同点に追いつかれた8回に1死二、三塁の好機を築き、7番の海老原誓人が遊撃強襲の適時内野安打。格上相手に一度もリードを許さず、2年ぶりの3回戦進出を決めた。

 決勝打を放った海老原は「自分が決めてやるという気持ちで打席に立った。チャンスで回ってきたので、転がせば何とかなると思っていた」と笑顔で振り返った。捉えたのは内角球。前日の打撃練習で取り組んだ内角打ちの成果を発揮した。

 高橋謙友監督は「冬を越えてきたチーム」と表現した。昨秋の神奈川大会は1回戦敗退。強豪・橘学苑に5―11で敗れた。その後、選手たちを待っていたのは厳しい冬場の練習だった。連続して15球打つティーを30~40セットこなす「連ティー」や、3秒に1球で100球を打ち、それを3セット行う「マラソンティー」などでバットを振り込んだ。

 横須賀市で唯一の市立高校だが、ナイター設備も充実して練習環境も整っている。最高成績ベスト8の横須賀総合が躍進を続ける。(馬崎 実桜)

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2019年7月14日のニュース