西武おかわり、同級生・岩田から2発で230人斬り 10年ぶり対戦「うれしい」

[ 2019年6月23日 05:30 ]

交流戦   西武2―6阪神 ( 2019年6月22日    甲子園 )

4回2死、中村は左越えに2打席連続のソロ本塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 西武・中村が大阪桐蔭の同期・岩田から初の本塁打を含む2発を放った。2回、岩田のツーシームをバックスクリーンへ12号ソロ。4回には左翼席中段に今季初の2打席連発となる13号ソロを突き刺した。今季の交流戦打点は23で独走。「交流戦男」は健在だ。

 高校通算83本塁打の主砲と、エース左腕として甲子園を目指したが出場はかなわず。09年以来10年ぶりの対戦を振り返り、「久しぶりに対戦できたことがうれしいというか、良かった。チームは負けてしまったが、僕自身は本塁打が打てて良かった」とうなずいた。

 これで本塁打を放った投手が通算230人となり巨人・阿部に並ぶ歴代最多に。また、通算400号まであと2本に迫った。若い頃は何人前も食べ、好きな言葉でもあったため「おかわり君」と愛称がついたが、18年目の現在は「ご飯をおかわりすることも少なくなった」と笑う。しかし、試合での「おかわり弾」は当然、貪欲に狙い続ける。 (武本 万里絵)

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2019年6月23日のニュース