大谷“内角攻め撃ち”で2号2ラン!チーム連勝、出場した試合は10戦7勝!

[ 2019年5月19日 13:51 ]

ア・リーグ   エンゼルス6―3ロイヤルズ ( 2019年5月18日    アナハイム )

ロイヤルズ戦の6回に今季第2号2ランを放ったエンゼルスの大谷翔平(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が18日(日本時間19日)、本拠地アナハイムでのロイヤルズ戦に「3番・DH」で5試合連続のスタメン出場し、今季第2号2ランを含む4打数1安打2三振。これで6試合連続安打をマークした。

 初回、1死走者なしで迎えた第1打席、相手先発右腕ジュニスに対し、カウント2-2から内角低めのスライダーに空振り三振。3回の第2打席は、2死走者なしの場面で内角高めを中飛だった。

 6回、1死一塁で迎えた第3打席、初球の内角を右翼スタンドへ叩き込み、本拠地では234日ぶりとなる今季第2号2ラン。初回から続いた“内角攻め”を見事に克服する一発となった。

 8回無死一塁での第4打席では、2番手左腕のディークマンと対戦。カウント2-2から外角のシンカーに空振り三振だった

 これで大谷は、6試合連続安打と好調を維持。打率は.286となった。

 昨年10月に受けた右肘手術の影響で今季は打者に専念している大谷。今月7日のタイガース戦に「3番・DH」で先発出場し、219日ぶりにメジャー復帰。5試合連続でフル出場後、12日の試合は初の休養で出番なしに終わった。翌13日のツインズ戦で今季1号本塁打を左中間へ放つと、14日の同カードでは初の3安打をマーク。17日には、229日ぶりに本拠地で先発出場。スタンドからは大歓声で迎えられ、第3打席では安打を放った。

 チームは、初回にトラウトのソロで1点を先制すると、2点リードの6回には大谷の2ランとカルフーンの犠飛で3点を追加した。また、先発のキャニングが7回無失点と好投。救援陣が3点を失うも、6-3でロイヤルズを下し、ホームで2連勝。大谷が復帰後、出場した10試合では7勝と高い勝率を誇っている。

 試合後、大谷は2号2ランについて「いいところで追加点を取れて、効果的なホームランになってくれて良かったなと思ってます」っと振り返った。球種などを狙っていたかという質問には、「特に何も狙ってなく、自分のタイミングでしっかり振りたいなと思ってたので、先頭バッターも出てましたし、なんとかいい点の取り方ができて良かったなと思ってます」とコメント。

 本拠地での本塁打については、「なかなか長打が出てないので、なかなか自分の仕事ができてないなという気持ちはあったんですけど、今日1本出てくれて良かったなと思ってます」と語った。

 復帰後に出場した10試合については、「チーム状態がいいので、それに乗って、ちょっとずつ状態を上げていけたらいいなと思ってます」と話した。

 最後には、「もっともっと活躍できるように、状態を上げていけたら」と述べた。

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