「スプラトゥーン2」大盛況 斉藤コミッショナー「野球と同じ価値観を共有できたら」

[ 2019年5月19日 18:27 ]

eスポーツの大会「スプラトゥーン2」で日本一に輝き、斉藤惇コミッショナーに表彰されるDeNAの選手
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 日本野球機構(NPB)が主催したeスポーツの大会「スプラトゥーン2」は盛況のうちに幕を閉じた。

 2日間の大会で18日は1017人、19日は1131人のファンが集結。観覧希望には5434人もの応募があったという。

 NPBは昨オフに野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」を使ってのリーグ戦を行った。スプラトゥーン2は世界的人気を誇るが、野球とは畑違いのゲーム。表彰式に出席した斉藤惇コミッショナーは「ぜひ皆さんに野球に興味を持ってもらいたい、との思いで(大会を)企画した。人気のeスポーツと一緒にやってみよう、と。野球にも親しみを持ってもらえたのではないか」と説明した。

 来場者には若い女性も多く、斉藤コミッショナーは「プロ野球にセ・リーグとパ・リーグあるのも知らなかった、という声も聞いた」という。プロ野球とは違うファン層に訴えかけるために、若年層にも人気のスプラトゥーン2の大会を主催した。

 「選手の皆さんが泣いたりしている、勝負にこだわる姿勢を見て感動した。野球も同じ勝負事。同じような価値観を共有できたら」と斉藤コミッショナー。今オフには再び野球で。2回目となるeスポーツの大会「パワプロ・プロリーグ」の開催も決まっている。

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2019年5月19日のニュース