完封目前9回に失点…巨人・菅野 令和完投一番乗りも「悔しいです!」

[ 2019年5月1日 17:42 ]

セ・リーグ   巨人5-1中日 ( 2019年5月1日    東京D )

<巨・中>9回1死満塁、堂上を併殺打に打ち取り完投勝利、令和初勝利を挙げて拳を握る菅野(撮影・篠原岳夫)
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 巨人が中日を5-1で下し、プロ野球の“令和初勝利”1番乗りとなった。先発の菅野が9回125球を投げ、7安打1失点10奪三振1四球で完投勝利。史上148人目となる通算1000奪三振も記録した。打線は、坂本が4点リードの2回に迎えた第2打席、相手先発・山井から8号ソロ本塁打を放ち、見事“令和1号”となった。

 試合後、記念すべき“令和1号”を放った坂本は、「2打席目、たまたまですけど、(令和)第1号を打てて素直に光栄に思ってます」と感想を述べた。“平成1号”が原監督だったことに対しては、「平成の始まりは原さんが打ったとニュースで知ったので、令和で僕が打てて嬉しいです」とコメントした。

 完投勝利の菅野は開口一番、「悔しいです!」と9回に1点を失い、完封を逃した悔しさを伝えた。“令和初勝利”については、「光栄に思うし、まだまだ、どんどん勝っていきたいと思ってます」と前を見据えた。今日の登板にあたっては、「前回(4月25日のヤクルト戦)は連勝を止めてしまった。今日はチームが連敗中だったので何とか止めたいと思ってマウンドに上がりました」と振り返った菅野。1000奪三振を達成についても聞かれ、「今シーズン入る前に言われてて、毎回意識してた。早く取りたいと思っていました」と話していた。

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