ヤクルト荒木 3戦連続V打!延長10回代打で決め「たまたま」球団4年ぶり

[ 2019年5月1日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト9ー8DeNA ( 2019年4月30日    横浜 )

スタンドの声援に応える荒木(撮影・篠原岳夫)
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 ヤクルト・荒木が平成ラストを3試合連続決勝打で締めくくった。同点の延長10回1死二塁、代打でエスコバーの156キロ直球を強振。打球は前進守備の中堅手を越える適時二塁打となった。

 「たまたまです。大事なところで回ってくるので、打たなきゃいけない責任感を持ってやっている」

 28日の広島戦はジョンソンから先制ソロ、翌29日の同戦は同点の5回に代打でレグナルトから左前適時打。3戦連続で左腕から快音を響かせた。球団では15年4月15~18日のDeNA戦の雄平以来4年ぶりとなる活躍。最大7点差を一時ひっくり返されただけに、小川監督も「本当に凄い。代打でそう簡単に打てるもんじゃない」と絶賛する。

 先発を外れても腐ることなく準備をする31歳は「野球は9人ではできない。人それぞれに役割がある。令和になっても勝利を積み重ねられるように頑張りたい」。雨中の激戦を制し首位・巨人に0・5ゲーム差。令和で奪首を狙うヤクルトには、山田哲やバレンティンだけじゃない。荒木もいる。 (黒野 有仁)

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2019年5月1日のニュース