平成最初の優勝校・東邦、平成ラストVへまず1勝 21世紀枠・富岡西大健闘も

[ 2019年3月26日 15:54 ]

第91回選抜高校野球大会1回戦   東邦3―1富岡西 ( 2019年3月26日    甲子園 )

<東邦・富岡西>東邦先発の石川(撮影・北條 貴史) 
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 第91回選抜高校野球大会第4日は26日、甲子園球場で1回戦3試合が行われ、第3試合では21世紀枠で初出場を果たした富岡西(徳島)と、昨秋の東海大会覇者で2年連続30回目出場の東邦(愛知)が対戦。平成最初の第61回大会(1989年)で優勝した東邦が3―1で競り勝ち、広陵(広島)と対戦する2回戦進出を決めた。

 東邦は1―1で迎えた7回、先頭の成沢が振り逃げ(空振り三振と暴投)で出塁し、送りバントが決まって1死二塁。続く松井の左前適時打で2―1と勝ち越した。さらに3回の中犠飛で先制点を叩き出していた石川が中前適時打でもう1点。投げてはプロ注目のエース、石川が9回まで毎回の11三振を奪って1失点完投で締めくくった。

 富岡西は0―1で迎えた6回、2死一、三塁から木村の右前適時打で同点。エースの浮橋も強豪相手に3失点と健闘したが、初出場初勝利とはならなかった。

 21世紀枠での出場校は石岡一(茨城)に続いての初戦敗退。残る21世紀枠の熊本西(熊本)は1回戦最後の試合となる28日の第1試合で春1回、夏2回の全国優勝を誇る智弁和歌山(和歌山)と対戦する。

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