札幌第一 大平主将全5打席出塁も「チームが勝てなかったことが本当に悔しい」

[ 2019年3月26日 05:30 ]

第91回選抜高校野球大会第3日 1回戦   札幌第一5―24山梨学院 ( 2019年3月25日    甲子園 )

3回、札幌第一・大平は中前打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 「1番・遊撃」で出場した、札幌第一・大平裕人主将(3年)が3打数3安打1打点、2四球と全5打席出塁して気を吐いた。

 静岡合宿中の今月7日に盲腸を発症して救急車で病院に運ばれた。8日に手術を受け、今大会にギリギリ間に合った。「お守り代わりに」(父・明人さん=52)と病院の紹介状と手術した部位の画像を持参してアルプス席で応援した両親の前で雄姿を見せた。

 ただ、チームの大敗に笑顔はない。「自分は打ったが、チームが勝てなかったことが本当に悔しい。もう1回、今日の試合で学んだことを整理して、夏に来られるように練習してきたい」と話した。

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2019年3月26日のニュース