富岡西 “野球のまち”阿南市から大応援団が集結

[ 2019年3月26日 17:40 ]

第91回選抜高校野球大会1回戦   富岡西1―3東邦 ( 2019年3月26日    甲子園 )

<東邦・富岡西>初の甲子園も惜しくも敗れ、アルプスの応援団にあいさつに向かう富岡西ナイン(撮影・井垣 忠夫)
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 富岡西の大応援団が一塁アルプス席を埋め尽くした。バス44台、2000人が午前6時45分に学校を出発し、あっという間にスタンドは満杯に。野球のまち・阿南市の実力を全国に見せつけた。

 阿南市の野球応援専門のチアチーム「ABO60」(あなん・ベースボール・おばちゃん・60歳以上)もスタンドから声をからした。リーダーの都崎文恵さん(66)、振り付け担当の浦田晴子さん(70)らは富岡西ナインの一挙手一投足に阿波踊りを交えながら大声援。浦田さんは徳島商時代、ブラスバンドとして春夏4度の甲子園“出場”経験があり「全国でただ一つの野球のまちの力はすごいでしょ。向こうの方が迫力あるけど、熱意では負けない」と最後まで勝利を願い声量は衰えることはなかった。

 また、富岡西高出身の岩浅嘉仁阿南市長(64)も観戦に訪れ、5回裏終了時には「いい守備してる。まだまだこれから。冷静に!」と後輩たちにエールを送っていたが、市民悲願の初戦突破とはならなかった。

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