根尾、遊撃争い視界良好!?目もいい 明るさ識別能力が抜群

[ 2019年1月20日 05:30 ]

視覚機能検査を受けた根尾
Photo By スポニチ

 “眼力”もプロ向きだ。中日は19日にナゴヤ球場で視覚機能検査を実施し、ドラフト1位・根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)は明暗を見極める「コントラスト感度」が抜群だったことが判明した。

 「コントラスト感度が非常に良かった。5段階で言えば5評価。ナイターや光量の低い地方球場でも問題なくプレーできると思う」

 今回の検査の責任者で数々のアスリートの目を見てきたビジョンサポートの加藤一幸代表(60)が目を見張りながら説明した。

 コントラスト感度は視力検査でおなじみの「C」マーク=ランドルト環の色が徐々に薄くなっていくパネルを用い、穴の空いている方向を指さして測定。明るさの違いを識別する能力で低いとナイターでは守備の際、打球が見にくくなるという。高校ではナイター経験の少ない根尾について同代表は「ナイター向きと言えるでしょう」と太鼓判を押した。

 動体視力や距離感を測る深視力などは「飛び抜けて数値が良いというより、すべてのバランスが良い。何年もプロでプレーしているような安定した数値」と説明。同じ検査を受けた京田と数値が似ていたといい、ポジションだけでなく“眼力”でも火花を散らした。

 当の根尾は視力は1・5ながら「度の入っていないブルーライトをカットする眼鏡を持っている」と明かし、趣味の読書も「長時間読まないようにしている」と目が疲れないよう気をつけているという。注目ルーキーの前途は視界良好だ。 (徳原 麗奈)

続きを表示

2019年1月20日のニュース