甲子園見参!虎の西始動 いきなり自主トレ2時間汗

[ 2018年12月18日 05:30 ]

阪神の西
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 「虎の西」が甲子園初見参だ。オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言し、阪神に移籍した西勇輝投手(28)が17日、入団発表後初めて甲子園を訪問。施設見学後、いきなり自主トレーニングも敢行するなど約2時間、精力的に動いた。

 「良かったですよ。(チームメートにも)何人か会いましたし、これから頑張っていこうと思いました」

 正午前に車で訪れクラブハウスへ。オリックス時代にプレーした日高2軍育成兼分析担当コーチ、本屋敷俊介トレーナーと旧知の人物もいたことで施設見学などはスムーズに進んだ。

 中谷ら数人の若手選手もトレーニング中で「いろいろ、雰囲気とか聞きました」と、あいさつも兼ね言葉を交わした。16日に行われた甲子園ボウルの撤去作業中で聖地の全景を見渡すことはできなかったが「改めてすごいなと。きれいでした」と新たに本拠地となる球場の印象も口にした。

 「今日はランニング抜きのトレーニングをした。(所用などで)2、3日休んでいたので。これから徐々に上げていけたら」。この日はウエートトレーニングやバイクこぎなどで汗を流した。今後については「3勤1休ぐらいのペースで。年を越したら練習メニューも変わってくる。考えながら、体と相談しながらやっていきたい」と見通しを語った。

 「(甲子園で動いて刺激は)これから感じていくんじゃないですかね。人の名前も覚えないといけない。これから徐々に慣れていくとは思う」。中身の濃い滞在となり「阪神の西」が、聖地で一歩踏み出した。(遠藤 礼)

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2018年12月18日のニュース