【18日の主な契約更改】ソフトB松田宣、現状維持4億円 広島・松山は初の大台

[ 2018年12月18日 20:30 ]

契約を更改し来季から背番号を「5」に戻すと発表したソフトバンク松田宣(撮影・岡田 丈靖)
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 プロ野球のソフトバンク、広島、阪神で18日、契約更改交渉が行われた。

 ソフトバンクの松田宣浩内野手(35)が4年契約最終年となる来季を現状維持の年俸4億円プラス出来高払いでサインした。また、17年から2年間、背番号「3」をつけていたが、入団時から付けていた背番号「5」に戻すことも決定した。打率・248にとどまったが、32本塁打、82打点をマーク。4年連続全試合出場し、6年連続7度目のゴールデングラブ賞を受賞、自身初のベストナインも獲得したが満足はしていない。「来年は契約最終年。もう1度やってやるぞという思いで、初心に返るという思いで(背番号を)戻させてもらった」と意気込んだ。また、和田毅投手(37)は4億円から3億円ダウンの年俸1億円プラス出来高払い、単年契約でサインした。3年契約最終年だった今季は、左肩痛などで1軍登板なしに終わり「戦力として期待して契約してもらえたので、感謝しかない。死にものぐるいでやっていきたい」と巻き返しを誓った。

 広島・松山竜平外野手(33)が3500万円増の1億円でサインした。初の規定打席に到達して打率・302、12本塁打、74打点をマークし、11年目で初の大台に到達。「(年俸)650万円からここまで来られたことは素直にうれしい気持ちです」と喜んだ。中崎翔太投手(26)は4500万円増の1億6000万円でサイン。球団の日本人投手では最高年俸を勝ち取った。今季は68試合登板して32セーブ。1年間離脱することなく救援陣を支え「しっかりと上げていただきました。昨年、おととしとけがで離脱した中で、今年投げ切れたことはよかった」と納得の表情を見せた。

 阪神・梅野隆太郎捕手(27)が2400万円増の年俸5000万円でサインした。正捕手として自己最多の132試合に出場、5年目で初のゴールデングラブ賞を受賞した。「責任を負ってやらないといけない。来年やってやろうという気持ち」と最下位からの逆襲を期した。阪神は全選手が契約を更改した。

【ソフトバンク】
松田宣浩内野手4億円(±0)
和田毅投手1億円(―3億円)
【広島】
松山竜平外野手1億円(+3500万円)
中崎翔太投手1億6000万円(+4500万円)
【阪神】
梅野隆太郎捕手5000万円(+2400万円)
(金額はすべて推定)

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