ハム清宮、初更改は300万円増1800万円でサイン「自分の実力がはっきりとわかった1年」

[ 2018年11月29日 12:20 ]

<日本ハム契約更改>契約更改を終え会見する清宮=(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの清宮幸太郎内野手(19)が29日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1500万円から大幅増の1800万円でサインした。(金額は推定)

 約30分の交渉を終えた清宮は取材に応じ、「引き締まった独特の雰囲気があった。サインはしました。やっていけると思ったこととまだまだだと思ったことがあった。自分の実力がはっきりとわかった1年だった」と1年を総括。「来年はリーグ優勝と日本一に貢献できる選手になりたい」と意気込んだ。会見では笑顔も見せた。

 昨秋ドラフトで7球団競合の末にドラフト1位で日本ハム入り。開幕前は限局性腹膜炎などを発症して開幕1軍こそ逃したが、5月2日の楽天戦で1軍初昇格した。プロ初出場となったその試合で楽天・岸から中堅フェンス直撃のプロ初安打となる二塁打を放つと、同9日のオリックス戦ではプロ初本塁打、初打点を記録。この一発がドラフト制後ではデビューからの出場毎試合安打を「7」に伸ばすプロ野球新記録となった。

 その後も1、2軍の降格と昇格を繰り返したが、最終的には53試合に出場し、打率・200、7本塁打、18打点。7本塁打は早実の大先輩にあたる59年の巨人・王貞治(現ソフトバンク球団会長)に並び、高卒1年目では9位タイの記録だった。

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