巨人・原監督、背番号大シャッフル「発奮させる」畠は水野コーチ「31」継承

[ 2018年11月29日 05:30 ]

契約更改交渉に臨んだ巨人・畠
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 巨人は28日、都内の球団事務所で7選手の契約更改交渉を行い、3選手に背番号変更を通達した。原監督の「発奮させる意味がある」との意向で、来季3年目の右腕・畠は28から31に変更が決まり「来年こそ一年通して戦いたい」と決意した。

 交渉の席では20%ダウンの1920万円でサイン。2年目の今季は急性腰痛のため3軍スタートで、1軍初昇格は9月だった。本職の先発ではなく、中継ぎで9試合に登板。今オフは「初心に戻る」と母校・近大での自主トレを予定している。

 「31」は新任の水野投手コーチが現役時代に13年間つけた番号。原監督の「水野と同じように(球に)力もあるし、安定した強い投手になってほしい。非常に能力がある」という思いに、畠は「コーチの方も思い入れがあると思う。背番号に見合う成績を残したい」と奮い立った。

 今季17試合出場にとどまった石川は49から36に。指揮官の「(49は)外国人のイメージが強い」との意向で変更となり、代走、守備要員として一年間1軍で過ごした吉川大は68から00となる。吉川大は「番号で伝わってくるものがある。素直にうれしく責任感も強くなった」と話した。

 エースの菅野も19から18へ変更。戦力補強も進む中、「背番号シャッフル」は原監督流の戦力底上げへ欠かせない若手へのメッセージにもなる。 (神田 佑)

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2018年11月29日のニュース