レッドソックス先勝 初回にマルティネスが3ラン ヤンキース追撃及ばず

[ 2018年10月6日 12:33 ]

ア・リーグ地区シリーズ   レッドソックス5―4ヤンキース ( 2018年10月5日    ボストン )

初回に3ランを放ったレッドソックスのマルティネス(AP)
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 今季メジャー最多の108勝(54敗)を挙げたレッドソックスが地元ボストンでア・リーグ地区シリーズの初戦を迎え、ワイルドカード・ゲームから勝ち上がってきたヤンキースを5―4で退けて先勝。今季の打点王で本塁打と打率でも2位となった主砲J・D・マルティネス(31)が初回、ヤンキースの先発左腕、J・A・ハップ(35)から左越えに先制3ランを放って試合を優位に進め、3回にはスティーブ・ピアース(35)の左前適時打で3点目。肩を今季2度痛めている先発左腕クリス・セール(29)が5回1/3で5安打2失点8奪三振という内容でポストシーズンで自身初の勝利投手となった。

 ヤンキースは0―5で迎えた6回にルーク・ボイト(27)の右前タイムリーなどで2点を返したが、2死満塁の好機で新人のグレイヤー・トーレス(21)はレッドソックス3番手のブランドン・ワークマン(30)に三振に仕留められた。

 7回にはアンドリュー・マカッチェン(31)とアーロン・ジャッジ(26)の連打と暴投、四球で無死満塁のチャンスを築いたが、ボイトの内野ゴロで1点を追加しただけ。9回にはジャッジが今季42セーブを挙げているレッドソックスのクレイグ・キンブレル(30)から右越えに一発を放って1点差としたが、後続が倒れて反撃もここまでだった。

 なお6日の第2戦ではヤンキースの田中将大投手(29)が先発。レッドソックスは今季16勝7敗のデビッド・プライス(33)が先発する。

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