DeNA・後藤の引退に中日・松坂、男泣き…花束贈呈、胴上げにも参加し心から惜別

[ 2018年9月22日 17:33 ]

セ・リーグ   DeNA4―2中日 ( 2018年9月22日    横浜 )

<D・中>引退セレモニーで松坂(左)と抱き合う後藤(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAのG後藤武敏内野手(38)が22日、引退試合となる本拠地最終戦・中日25回戦に代打で出場。7回先頭打者として登場し、笠原と対戦。4球目のチェンジアップを強振し、空振りの三振に倒れた。

 球場には、家族、横浜高の恩師・渡辺元智前監督(73)らも観戦に訪れた。試合後の引退セレモニーでは「きょうまで必死にバットを振り続けた。松坂世代の一員でいられたことに感謝し、引退します」とあいさつ。横浜高で同期だった中日・松坂、DeNA・小池コーチから花束を受け取った。松坂は後藤の晴れ姿を見て男泣き。後藤が積み重ねてきたプロ16年間の功績を称えた。

 さらに松坂はDeNAのメンバーによる胴上げの輪にも加わり、後藤を祝福。後藤が親子でオープンカーに乗りスタンドの声援に応える際にも、最後までベンチから見送っていた。松坂は「(引退を)目にするのはつらい部分があった。でもこういう時期に引退の試合をやってもらって幸せ者だなと思う。16年間お疲れさまと伝えた」と話した。

 後藤は横浜高校時代に同期の松坂(現中日)らと甲子園春夏連覇を達成。法政大から2003年に西武入りし、12年にDeNAへ移籍したが、今季は1軍出場がなかった。通算618試合に出場して1226打数312安打打率・254、52本塁打、184打点。

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