侍J稲葉監督 W杯6連覇を狙う女子代表を激励 里は3大会連続MVP誓う

[ 2018年8月15日 16:32 ]

侍ジャパン女子代表を激励した、トップチームの稲葉篤紀監督
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 8月22日から米フロリダ州で開催される「第8回WBSC女子野球ワールドカップ」で、前人未踏の大会6連覇を目指す侍ジャパン女子代表が、渡米を前に成田空港で会見を行った。

 会見には橘田恵監督と出口彩香主将ら4選手が出席。橘田監督は「楽しみで仕方がない。6連覇は目標だが、それだけでなく日本の女子野球が発信できることはたくさんある。全体の普及、発展も考えて行動したい」と力を込めた。

 今大会はマウンド、バッターボックスなど全てが人工芝という、日本にはないグラウンドでのプレーとなる。指揮官は「(大会前に)実際のフィールドで練習できる。万全の準備をしたい」と話した。

 里綾実投手(女子プロ野球・愛知)は過去2大会連続でMVPを受賞。「今回もMVPを獲って、いつかクーパーズタウンの野球殿堂に入れたら」と夢を明かした。ヤクルト・川端の妹でもある友紀内野手は29歳でチーム最年長。前日の巨人戦で逆転サヨナラ打を放った兄からは、メールで「頑張ってこいよ」と激励されたという。

 会見後には、侍ジャパントップチームの稲葉篤紀監督がナインを激励。稲葉監督は「ジャパンとして大事にしているのは結束力。チームとして戦う。日本で応援しています。頑張って」と熱いエールを送り、全選手とガッチリ握手をした。

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