清宮 175キロ弾で11戦9発 イースタン単独トップ

[ 2018年6月15日 05:30 ]

イースタンリーグ   日本ハム3―1楽天 ( 2018年6月14日 )

8回無死、清宮が右越えにこの日2本目のホームランを放ちベンチの出迎えに笑顔(撮影・篠原岳夫)
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 日本ハムのドラフト1位・清宮がイースタン・リーグの楽天戦に「3番・左翼」で出場し、3度目となる1試合2本塁打を放った。8回に放った2本目の13号ソロは、ライナーで右翼の防球ネットに当たる驚弾となった。

 トラックマン(高性能弾道測定器)による打球速度は175キロを計測。ドラフト7位右腕・寺岡の投じた146キロ直球を捉え「会心の当たり。(打球速度は)凄いですね。速度が出てうれしい」と頬を緩めた。大谷(エンゼルス)が今季本塁打で記録した最高速度181キロに近い数値を叩き出した。

 1本目は4回に先制12号ソロを左翼席へ運んだ。6日の降雨ノーゲームでの「幻の10号」を除き、公式戦初の逆方向への一発。5月28日の2軍降格後、11試合で9発。13本塁打はリーグトップだ。

 木製バットへの対応にも「慣れてきた。高校時代のように打ちたいが、打撃の方法も違うと割り切れるようになった」と話す。1軍の再昇格はリーグ戦が再開する22日以降となるが、着実に自信も積み重ねている。 (武田 勇美)

 ▼日本ハム栗山監督 こっちは打つところよりも、打ち取られ方を見ている。(1軍昇格時期は)野球の神様が教えてくれる。

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2018年6月15日のニュース