元阪神の呉昇桓 レンジャーズとの契約が白紙に 身体検査で右腕に異常

[ 2018年2月18日 09:10 ]

呉昇桓 (AP)
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 米国のNBCスポーツ(電子版)は17日、今オフにフリーエージェント(FA)となった呉昇桓(35)が、入団合意と伝えられていたレンジャーズと正式契約に至らなかったと報じた。身体検査で右腕に異常が見つかったためだという。

 救援右腕の呉昇桓は2014年から2年間、日本のプロ野球、阪神でもプレー。今オフに16年から加入したカージナルスからFAとなった。メジャー2年目の昨季は62試合に登板して1勝6敗20セーブ、防御率4・10という成績。チームのクローザーとして開幕を迎えたが、後半戦に調子を落とし、その座を元守護神のローゼンタルに譲った。

 異常が認められたという右腕については、韓国球界時代の09年に肩を痛め、10年には肘の骨棘除去手術を受けているが、今回の身体検査で見つかった問題は、これらとは別の可能性があると伝えられている。

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