巨人・菅野 新球シンカー手応え「あれくらい投げられれば」

[ 2018年2月3日 05:30 ]

ブルペンで握りを確認する菅野
Photo By スポニチ

 巨人のエース菅野が2日、このキャンプで初のブルペン入りを果たし、小林を座らせて52球を投げた。新球シンカーも10球程度投げ、2通りの握りで異なる変化を見せた。

 この日の最後は「オリャ!!」と雄叫びを上げ、直球を右打者の外角にズバっと決め「こんなもんですかね。見て分かる通り、あれくらい投げられれば」と汗を拭った。表情が明るいのは、シンカーに収穫を得たから。「浅く握ると曲がりが小さくて、深く握ると落ち幅がでかい。手応えは十分です」。握りの深さで曲がり方を変えてみせた。投げ込みの後半は握りを深めにしたシンカーを連続して投球。受けた小林も「今のは落差あった!!フォークみたい」と思わず声を上げる変化をみせた。

 絶対エースは「カウントを取るものと、空振りを取るものと、2種類使えれば」と意気込む。小林も「(1月30日の合同)自主トレで受けた時より、かなり変化も切れも良かった。ますます楽しみ。力の加減でいろんな変化があると思う。打者の反応を見てみたい」と声を弾ませた。もっとも、宮崎で打者相手に新球を試すことは見送られる見通し。斎藤コーチは「宮崎で実戦登板はない。沖縄でフリー打撃や実戦を、という話はした」とし、打者への新球解禁は15日以降となりそうだ。

続きを表示

2018年2月3日のニュース