松坂 いじられ中日入り「実感」 8歳下の大野雄が「大輔!」呼び捨て

[ 2018年1月29日 05:55 ]

合同自主トレでナインと一緒にノックを受ける松坂(中央)
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 いじりもOK!中日に新加入した松坂がキャンプ地の沖縄・北谷球場で行われている合同自主トレに合流。早速、後輩たちから手荒い歓迎を受けた。

 「松坂大輔です。全然、怖がらずにどんどん(話しかけて)来てください」

 練習前、円陣の中心に立ち、ナインに自己紹介。野球選手なら誰もが知っている「平成の怪物」。臆するのも無理はない。そんな気持ちを察し、37歳の右腕は後輩たちに気軽に話し掛けるよう呼び掛けると、すかさず「大輔!」と呼び捨てにする声。犯人は松坂より8歳下の大野雄で場を和ませようとした粋な計らいに周囲は爆笑の渦に包まれた。

 入団テスト後の会見でも「後輩になめられやすいタイプ」と自認していた松坂だが、早速のいじりに「全然有り。(大野)雄大がいじってくれて良かった。ドラゴンズに入った実感が湧いた」とムードメーカーに感謝の様子。仕掛けた大野雄も「礼儀を保ちながらいろんな話をして松坂さんに早く溶け込んでほしいし、僕も含めアドバイスをしてほしい」と説明した。

 後輩のいじりで心がほぐれた後は、約70メートルの遠投やノック、ランニングで体を動かし、練習の合間には小笠原に身ぶり手ぶりで助言を送るなど精力的に動いた。状態の良さを心配して首脳陣からは「飛ばしすぎるな」とスロー調整を指示されるほどで、自身のブルペン入りについては「特に決めていない」と今後は一度ペースを落とす予定だ。

 「体の状態はいい。油断してケガをしないように万全の状態で2月1日を迎えたい」と気を引き締めた。 (徳原 麗奈)

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