ソフトバンク パ王者の貫禄10点爆勝 DeNA“下克上”投手陣をKO

[ 2017年10月28日 21:45 ]

SMBC日本シリーズ第1戦   ソフトバンク10―1DeNA ( 2017年10月28日    ヤフオクD )

<ソ・D>5回、デスパイネの中前適時打で生還した今宮(中央)
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 プロ野球のSMBC日本シリーズ(7試合制)は28日、ヤフオクドームで開幕し、ソフトバンク打線が5回に一挙7点を奪うなど爆発。セ・リーグ3位から“下克上”で勝ち上がって来たDeNAに10―1の大差で先勝し、パ・リーグ王者の貫禄を見せた。

 ソフトバンクは初回、1番・柳田が詰まりながら中前打で出塁すると、バントで送って1死二塁。ここで3番・デスパイネが左翼線二塁打を放って1点を先制した。2回には安打の松田を一塁に置いて7番・長谷川勇がDeNA先発・井納が3ボール1ストライクから投じた高めの直球を叩いて右中間テラス席へ叩き込んでリードを3点に広げた。

 3―1となって迎えた5回には井納からさらに1点を奪い、1死満塁として井納をKO。2番手として登板した左腕・田中健から2つの押し出し四球をもらった後で柳田に2点適時打、今宮に2点適時三塁打が飛び出してこの回一挙7点を挙げて試合を決めた。

 クライマックスシリーズ(CS)で阪神、広島を連続撃破し、セ・リーグ3位から19年ぶりの日本シリーズ出場を果たしたDeNAだったが、5回に敵失から無死一、三塁とし、桑原の遊ゴロで1点を返しただけ。先発投手の井納が5回途中7失点で降板すると、田中健もソフトバンク打線の勢いを止められなかった。

 ソフトバンクの先発・千賀は7回で103球を投げ、4安打1失点(自責0)と好投、勝利投手となっている。

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